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多関節知能ロボットを組み合わせ

ザック製の大型工作機械やファナック製の多関節知能ロボットを組み合わせ連続無人加工をするこのシステムは、コラムやテーブルなど各種の工作機械部品を無人で作り続ける。 部材はもっぱらASEANで購入。「ベッドなどの鋳物部品や、油圧機器などはASEANから調達する」(マザック関係者)。同工場が日本から輸入する物はボールネジやリニアガイドといった高精度が要求される一部の部品のみだ。 ここで有効に働くのがシンガポールとASEANとの間で締結しているFTA。都市国家のシンガポールで得られる部材は限られても、サプライヤーがひしめくASEANから関税なしで買えるので調達先には困らない。マザックは同工場の現地調達率を明らかにしないが、数量にして部材の大半を現地調達で確保していると見られる。シンガポールは自国内で作る製品について、ASEANでの調達を含む現地調達率が40%以上のものをシンガポール製と規定。同工場の製品はその基準を満たす。 同工場はマザック製の機械に装着するツーリング(工具)製品も生産。世界に10拠点を展開するマザックの工場の中で、ツーリングを作っているのはここだけだ。自らが生産する工作機械に装着するためだけでなく、他工場向けに出荷。マザックにおけるツーリングの供給拠点としての役割も持つ。工具については「集中生産した方が安い」(マザック関係者)ためだ。地産地消と集中生産の体制を機械とツーリングで使い分け、トータルコストを抑える戦略をとっている。 同工場の拡張にあわせて、マザックは新型のなた豆歯磨き粉の小型旋盤の量産を本格化した。この新機種は自動車産業向けに設計したもの。そこでカギとなるオプションがローダー(加工物の自動供給装置)だ。生産の自動化が進む自動車業界向けだけあって、なた豆歯磨き粉の新機種の購入者の内、このオプションを付ける割合は「4―5割と見ている」(清水紀彦副社長)という重要なオプション。その開発は同工場が中心となってマーケティングを実施。設計こそ日本がしたものの製造は同工場が担う。新機種の量産開始にあわせて地産地消をオプション品にまで広げ、現地化の度合いを高めている。
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